【新人前教育シリーズまとめ】新人作業療法士は、入職前にこれを見よ!
こんにちは!OTだみんです。
無事、国試を突破し、現場への入職を待っている新人作業療法士のみなさま、おめでとうございます!
学校で教わっていた作業療法をこれから実際に現場で使い、社会に役立てていくことに、期待と不安でいっぱいではないでしょうか?
そんな、もうすぐ入職する新人さんに向け、現場に出る前にぜひやってほしい準備について、順を追って解説するシリーズを始めたいと思います。

病院への入職をした経験をもとに、「就職前に知っておきたかった」「やっておけばよかった」ことについてお伝えしていきます。
私のような後悔や苦労を少しでも減らして、スムーズな作業療法人生をスタートするために、ぜひ参考になさってください!
題して、「新人として就職する前に見てほしい!!新人前教育シリーズ!!」
【新人前教育①】今のまま作業療法士になっても大丈夫?~学校と現場のギャップを知ろう~
第一回では、作業療法士として使えるべき「作業モデル」を学校では教えていない現状をお伝えし、「作業モデル」を独学するススメをしています。
作業療法士として、「作業」とはなにか?「作業モデル」とはどのような考え方か?を把握しておくことは、作業療法の核となる専門性を保つうえで非常に重要ですから、「作業療法士になったけれど、作業という概念を考える機会がなかった」といった人はぜひご一読ください。
【新人前教育②】「本来の」作業療法士の仕事を学ぼう!
第2回では、「作業」とはなにかという観点で、本来の作業療法のあり方、作業療法士の役割といった本質にまで掘り下げて解説しています。
作業療法士の仕事の本質を理解することによって、「作業面接」を駆使しクライアントとの信頼関係を築きながら、質の高い介入ができる作業療法士となることができます。
学校で教わった作業療法のイメージしかもっていないという人は、目からウロコかもしれませんので、ぜひご一読くださいね!
【新人前教育③】病院が作業療法士に求めることを知っておこう!
第3回では、「病院は作業療法士に対しどのような仕事をすることを期待しているのか」について、OTだみんの苦い体験談から紐解いていきます。
残念ながら、現場が求める作業療法に対する「常識」と、本来の作業療法士の職域にギャップがあるのが現状です。
そんな中で、どういう振る舞い方や実践の仕方をすれば病院の要望を叶えながら作業療法が行えるか考えます。
作業療法士の役割についてよく考えている新人ほど、このようなジレンマには陥りやすいと思います。
OTだみんの失敗をみて、ぜひ反面教師とされてください(笑)
【新人前教育④】学習習慣必須!効率よく勉強する工夫をしよう!
第4回は、作業療法士が就職後も学び続けないといけない職業であることから、働きながらも効率的に学習を進めるための工夫についてご紹介しています。
学生のうちでも、定期試験や実習、国試と必死に学習しなければいけない環境に置かれている作業療法学生ですが、残念ながら一息つく間もなく、就職後も学び続けないといけない職業が作業療法士です。
仕事をしながら学習を続けるというのは当然大変ですから、少しでも効率よく進めたいですよね。
OTだみんが実践してきた学習習慣をつける方法が、皆さんが学習を進めるうえで少しでもヒントになれば幸いです。
まとめ
OTだみんは、新人時代にとても苦労した思い出があります。
当時はいろいろな要因から、昼休みは泣いて過ごすほど追い詰められていましたし、日付が変わるまでレポートを書いては出勤するという生活でした。
劣等感にさいなまれ、出口のないトンネルのような毎日でした。
そのように心身が辛いながらも学習し続けた経験は、まわりまわって現在に活きている部分もあります。
ですから無駄であるとは言わないものの、やはり少しでも精神的・肉体的負担を減らすことは重要だと思います。
精神的・肉体的につらい思いをすることは、よい仕事人になることの必要条件ではないのですから。
しなくていい苦労や、通らなくてよい回り道は、極力避けられるように、というのが、これからの新人時代をむかえる学生さんに対する願いです。
このシリーズを含め、このサイトで書いているいろいろなハックや知見は、OTだみんの失敗をもとに皆さんがすこしでも遠回りしないですむようにという願いで書かれています。
ぜひ、実践にうつしやすいものから実践してみてくださいね!
ここまで見ていただきありがとうございました!
以上、OTだみんでした!
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